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クルクマ

梅雨も中盤。
これから暑くなる一方で
お花の保ちが悪くなり始めます。

そんなお花に厳しい日本の夏でも
生産者さん達の企業努力により
暑さに強い品種が年々増えてます。

中でも今が旬の「クルクマ」

数年前までは「クルクマ」と言えば
仏花としての印象が強いお花でした。
その上、水上げ、花保ちが悪いと
良い印象を持たれないお客さまが
多くいらっしゃいました。

そんなマイナスイメージを打壊すべく
福岡県糸島市のクルクマ生産者の有志が立ち上がり
暑さに強く、数多くのユニークな品種を増やす
企業努力を続けた結果、今では
夏、秋のウェディングフラワーとしての
地位を確立するにまでに至りました。

日本では蓮の花に似ていることもあり
夏のお盆の時期に使われることが定番でしたが
クルクマは元来、熱帯アジア地域に自生していた
ショウガの仲間のお花なのです。

ですから遺伝子的に暑さに強く
トロピカルな色調を兼ね備える多彩なお花なのです。

クルクマに限らず例えばマム(菊)も
生産者さん達の企業努力でクルクマと同じく
今ではウェディングフラワーとして人気ですが
未だに仏花としての印象が強いお客さまもいらっしゃいます。

生産者さん達はそう言うマイナスイメージを払拭すべく
血の滲むような企業努力をして
品種改良を続け、実際、素敵な品種を
市場に送り出し続けてくれてます。

我々、花屋は、そう言うマイナスイメージを
背負いながらも、生まれ変わったお花の素敵さを
お伝えする事も仕事の一つだと思ってます。

ここで数点、最近、お客さまへお届けした
クルクマを使用したサマーアレンジをご紹介します。

繰り返しますが、クルクマはお盆の定番品種も存在しますが
今ではウェディングフラワーとしても
大切な方へのフラワーギフトとしても
人気を博している品種も多く存在する
とても、とても素敵で更に暑さに強いお花です。

初夏のアレンジ

クルクマアレンジ

サマーアレンジ

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