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10/26花き市場便り
木枯らし1号が吹いた翌日の月曜日早朝。
花き市場には今年初の寒桜が出荷されました。
寒桜は花持ちが良く、ゆっくりと咲いていくので
装花、フラワーディスプレイにはぴったりです。
息の長かったリンドウはそろそろ終盤を迎えつつあります。
そしてグッと冷え込み週明けは11月。
いよいよバラの解禁です。
色調、デザイン、品種が豊富なバラが大活躍する季節到来です。
日中は暖かな今の時期でも
バラの品種にもよりますが一週間かけて満開になって行くので
その日毎に顔立ちが変化していくので楽しめますよ♪
今日の一枚はそんなバラ「ブラッドオレンジ」を使い
コンクールに出演する女の子にお届けした花束です。
ドレスが紺色だとお聞きしていたので
補色であるオレンジ色のバラは相性抜群と思いセレクトしました。
後日、お礼のメールを頂き、とても喜んで頂けました♪
10/19花き市場便り
10月19日月曜日快晴。
今朝の花き市場は紅葉した枝物、葉物のオンパレードでした。
ナナカマドに紅葉雪柳、紅葉キイチゴ、鈴バラなどなど
今が紅葉モノのピークと言う感じです。
また、今月末はハロウィンが控えており
例年なら花き市場はカボチャの山と化すのですが
昨今の花業界のハロウィン商戦にも陰りが見え始めたのか
かぼちゃの出荷の少なさが目につきました。
旬のリンドウは相変わらず綺麗さを増してます。
後は海外から輸入されたワイルドフラワーが
ますます良い感じです。
夏場は花頭が小さかったバラも良い感じで
様々な品種が揃って、今か今かと出番を待ってるようです。
朝晩は冷え込み、長袖が必要になって来たこの時期。
アンティークな色調のバラに秋色の旬の花材を合わせた
季節感あふれるフラワーギフトは
この時期ならではの贈り物になりますよ。
是非、当店オンランストアよりお気軽にご注文下さいませ。
リンドウ
リンドウと言えば仏花と言うイメージをお持ちの方は
多いのではないでしょうか。
他のお花で言えばマムいわゆる菊にクルクマなども
一昔前までは仏花と言うイメージが強いお花でした。
しかし今ではマムやクルクマは
生産者が企業努力して仏花からの脱却に成功して
今ではブライダルにも使われるようになりました。
そしてリンドウもまた若い生産者が
カジュアルフラワーとしての普及と品種改良に励んでいます。
例えば白色のリンドウなら「サマーブライダル」
「グリーンブライダル」「オータムブライダル」と
ブライダル用の品種があります。
他にも絶妙なニュアンスのリンドウが多くあります。
そんなリンドウですが、ギュッと束ねるだけで
とても素敵なブーケが出来上がります。
リンドウは日本が輸出している数少ない花です。
そして数少ないピュアブルーのお花です。
リンドウほど青らしい青いお花は希少です。
リンドウの素晴らしさを「仏花」の一言で
日本の消費者に伝わってるのは非常に残念です。
リンドウ、、、今が旬の素敵なお花ですよ
10/12花き市場便り
今朝の花き市場は肌寒いと言うより寒かったです。
さて本日10/5の花き市場は先週、先々週に引き続き
今が春の季節の国から輸入された
ワイルドフラワーが多く出荷されています。
今月末にはハロウィンが控えているので
これらの個性的なワイルドフラワーを使った
ハロウィンアレンジはインパクトがあり
個性的なフラワーギフトととして喜ばれます。
後は紅葉したミナヅキの良いのがありました。
紅葉水無月はこの時期ならではのとても美しいお花です。
フラワーギフト、装花に秋の装いを与えてくれます。
そしてアナベルグリーンも品質が安定して来ました。
アナベルは出荷期間の長い品種で
出始めはまだ青々とした蕾が残る三分咲き程度の状態で出荷されます。
そして次第に花はライムグリーンになり満開時は真っ白な花弁になります。
で、秋口になると真っ白な花弁がグリーンに変化し始め
カサカサと半ばドライの状態になります。
この状態のアナベルをグリーンアナベルと称し
花持ちが良いと言うか、飾ってるとそのままドライフラワーになり
長く長く飾って楽しむ事ができます。
後、リンドウも秋になり、晩生の咲いた品種が出回ってます。
咲いたリンドウはとても美しくアレンジのテクニック次第では
とても素敵なフラワーギフトになります。
この事は次回にお話しようと思います。
お供え・お悔やみ
当店のお供え・お悔やみのオーダーは
「お供えお供えしていなく普段使い出来るものを」
「どこにでも飾れるサイズで」
と言うように従来の白基調の古典的な
お供え花のご要望は少ないです。
よくお供えには棘のあるバラはNGだと言いますが
お届け先がそう言う事に拘る方でない限り
基本、故人やお届け先の方々が喜んで頂ける
お花を選べば良いかと思います。
お葬式の枕花や一回忌なら
白のみでまとめるのが通常ですが
年回忌では白基調に挿し色に淡いお花を使えば
優しく華やかな印象になり温かい気持ちで
故人を偲ぶ事が出来るかと思います。
と言う事で先日お届けしたお供え・お悔やみは
「大きくなりすぎないサイズで」と言う事でしたので
純白のフリル咲きのトルコキキョウに
旬で晩生品種の花が見事に咲いた
ブライダルグリーンと言うリンドウをあわせ
挿し色にごく薄いサーモンピンクの
大輪系ガーベラ「パスタ」をあしらい
置き場所を選ばないラウンドスタイルでアレンジしました。